
ポラスはツーバイフォー工法の住宅を提供しています。この工法では断面が2インチとかける4インチの木材を中心に使用します。工場で事前にツーバイフォーなどの規格材で作ったパネルをつくり、現場でそれを設置していく工法です。基礎は在来工法などと同じようにコンクリートを打設します。複数のパネルを搬入し、クレーンを使用して組み立てるから建方は大掛かりに見えます。しかし在来工法と比較して短い工期で済むことがメリットです。風雨に晒されるリスクが低くなるから品質も担保されますし、近隣住宅にかける迷惑も減ります。ツーバイフォーに住むメリットは3つあります。耐震性が高いことと火災に強いこと、省エネ性能が高いことです。耐震性が高いのは壁と屋根、床が一体となって揺れに抵抗するからです。在来工法は柱と梁が耐えるだけですが、面全体で耐えるから大きな揺れでも倒壊するリスクが低いです。1回の大地震に耐えるだけでなく、2回目でも倒壊しないことを目指して設計しています。くわえて水平ダイアフラムといって、ねじれにも強いプラットフォームを使っています。ですから室内の揺れも抑えられます。火災に強いのは密閉空間で構成されているからです。延焼を妨げる材料が燃え広がりを防ぎ、空気の供給を止めます。
それゆえに国土交通省から耐火構造として認められています。省エネ性能が高いのは断熱性能が高く、光熱費が抑えられるからです。この工法はグラスウールを断熱材にしやすく、高い気密性が確保できます。